nAG Fortran コンパイラ 7.1 マニュアル

 
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2.22 依存関係解析

依存関係解析機能はFortranソースファイルを入力し、それらの依存情報を指定の形式で出力します。 Cファイルおよびfppにより処理されたファイルは取り扱う事ができません。

依存関係解析機能は以下のコンパイラオプションを認識します。
-132, -dryrun, -english, -fixed, -free, -help, -I, -indirect, -maxcontin, -nihongo, -o, -Qpath, -tempdir, -v, -V

“@filename” 書式も “-indirect filename” オプションと同じような意味として利用可能です。

依存解析において下記の追加オプションがその動作を指定します。

-otype=type
このオプションは出力形式を制御します。typeは以下のいずれかです。

blist (ビルドリストとしてファイル名を出力),
dfile (Makefile形式として依存関係を個々の file.d ファイルとして出力),
info (英語の説明形式で依存関係を出力)
make (Makefile形式として依存関係を出力)

デフォルトは -otype=info です。 -otype=dfileが指定された場合には-oオプションは指定できません。 -otype=dfileが指定されていない場合には -o オプションで指定されるファイルかもしくは(指定を行わなかった場合には)標準出力に書き出されます。 に書き出されます。

-paths=pathtype
依存関係のパスの形式を指定します。pathtypeabsoluterelativeのいずれかです。 -paths=absoluteにおいて相対パスが指定された場合、現在のカレントフォルダがINCLUDEファイルの前に付きます。
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